兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

保護者の知る権利について(その10)

[ 2012/06/11 12:46 ]
 NHK大阪放送局は2012年6月7日の「ニューステラス関西」で、
「学校でのスポーツ事故を防げ」
という特集を放映しました。
http://www.nhk.or.jp/osaka-news/index.html

 このなかで、「全国学校事故・事件を語る会」代表世話人の
宮脇勝哉氏を取りあげています。
 宮脇氏の長男・健斗くん(当時中1)は1999年7月、ラグビー部の
練習中に熱中症で亡くなりました。

 宮脇氏も、多くの学校事故の被害者家族と同様に
「なぜわが子が被害に遭わねばならなかったのか?」
という思いから、学校に原因究明を求めましたが、納得のいく説明は
得られないままでした。

 12年6月3日の「全国学校事故・事件を語る会」シンポジウムでも
「学校は原因究明に消極的で、当事者の思いに応えようとしない。
いくら説明を求めても不誠実な対応に終始し、親のエネルギーが
枯渇するのを待っている」
と批判する声が相次ぎましたが、宮脇氏もまさに同じ体験をしました。

 学校は事実を隠蔽し、事実ではないことを捏造します。
 この結果、保護者が事実を知るためには、目撃者の証言を集めるなど
自ら調査するしか方法がなくなります。
 宮脇氏は
「これはほんとうにつらく大変な作業。そんな大変な作業を、亡くなった
子の親にさせるな」
と訴え、文部科学省に原因究明のための第三者機関設置を求め続けて
いますが、いまだ実現していません。

 学校が、「あってはならないこと」を発生させたという事実から目をそらし、
やるべきことをやらないでいるため、学校事故はいまも続発しています。
 宮脇氏は、こうした実態について
「あまりにもつらいしくやしい。学校事故は二度と発生させてはならない。
わたしたちと同じ思いを、教育界全体で共有してほしい」
と強く訴えています。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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