兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

熊本検察審査会、体罰教師に「不起訴不当」議決

[ 2010/05/29 19:12 ]
 朝日新聞ウェブサイトに、以下の記事がありました。

 熊本市の私立開新高校で2007年7月に空手道部だった男子生徒(18)が
練習中に脳振盪(しんとう)で倒れ、翌日に一時意識不明の重体となった事故で、
生徒に対する暴行罪で不起訴処分となった40代の男性顧問教諭について、
熊本検察審査会は「不起訴不当」を議決した。27日付。
 顧問は、生徒が脳振盪で倒れた際に救護措置を取らずに練習をさせ、
翌日も頭痛や吐き気を訴えたにもかかわらず、医師の診察を受けさせなかったために
意識障害を起こさせたとして業務上過失傷害罪で略式起訴され、今年1月に
熊本簡裁から罰金50万円の略式命令を受けた。
 一方、生徒の親は、顧問は生徒が意識障害を起こす前に職員室で生徒の顔を数回、
平手でたたいたり腹を殴ったりしたと主張。
この点について検察審査会は「暴行を目撃した生徒の供述は変遷しているが、
核心部分は一貫して暴行の存在を認めている。監督や部員らも取り調べる必要がある」
と指摘した。
また意識障害を起こした生徒を約1時間放置したことにも触れ、
「それ自体暴力行為に該当する」とした。

 被害にあった男子生徒は、いまは意識障害はないのでしょうか?
 上記記事ではわかりません。とにかく回復されたことを願うのみです。
 開新高校ホームページを参照しますと、クラブ活動紹介ページで空手道部は
「どうぞ空手の技術向上を目指している人、精神的に強くなりたい人は
開新高校空手道部に入部してください」とあります。
 空手の技術向上と精神的に強くなるためには、体罰が不可欠なのでしょうか?
 空手の技術向上と精神的に強くなるためには、頭に強い衝撃を受けて意識を失う
という深刻な事態に遭遇しても、医師の診断を受けてはいけないのでしょうか?
 上記の記事では、正直言って細かな状況がわかりません。
 ただ、非常に重要なポイントは、検察審査会が
「監督や部員らも取り調べる必要がある」
と指摘したことです。
 つまり学校は、これほど重大な事件が発生したにもかかわらず、
「監督にも部員にも調査していない」
あるいは
「監督や部員に調査はしたが、その結果を隠蔽している」
という事実を検察審査会が問題だと指摘した、と理解しています。
 当然のことですし、熊本地検には入念な再捜査を期待しています。
 そして最大の疑問は
「この顧問教諭は、いまも開新高校空手道部の顧問をつづけてるの?」
という点にあります。
 というわけで、開新高校に

この男子生徒は、いまも在学中ですか?
この男子生徒は、意識障害の後遺症はないのですか?まったく健康なのですか?
この顧問教諭は、いまも御校に勤務し、空手道部の顧問を務めているのですか?
検察審査会が「監督や部員らも取り調べる必要がある」と議決したということは、
学校は調査しなかったのですか?
男子生徒の保護者には、どのような説明をされたのですか?

という質問メールを送りました。
 回答を待ちたいと思います。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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