兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

龍野高校の体質について(その18)

[ 2011/11/17 08:38 ]
 『AERA』2011年11月21日号の「現代の肖像」は
山田満知子さんを取りあげています。
 フィギュアスケートのコーチとして、門下から
伊藤みどり、恩田美栄、中野友加里、浅田真央、村上佳菜子ら
多くの選手を輩出した山田さんです。

 山田さんは、
「スポーツに強化と普及があるとしたら、私は普及を目指す」
と言い切り、
「私はトップアスリートとか1位の選手を育てるというのではなく、
人間として魅力ある子どもたちを育てるのが好き」
なのだと述べています。

 山田さんは、伊藤みどりさんを小5のときから自宅に預かり
寝食を共にしましたが、伊藤さんの心に残っているのは、
礼儀作法や生活態度を細やかにしつけられたことだといいます。

 選手の保護者にも
「ママがちゃんと挨拶しないと、子どもも真似るよ」
と注意し、その結果、周囲からも
「子どもたちに挨拶や立ち居振る舞いをきちっと教えておられる。
山田門下のお子さんたちは礼儀正しい」
と評価する声があがっています。

 山田さんの指導方針は
「物静かな子もいれば、朗らかな子もいる。私にはそこが魅力に
映るから、それを潰さない」
と、一人ひとりの個性を伸ばすことにあります。

 たしかに、みんなが1位になれるわけではありません。
 でも、みんなが「フィギュアが好き」になってくれて、
みんなが「フィギュアやっててよかった」っていってくれたら、
それこそコーチ冥利に尽きるのではないでしょうか?
 これをひとことでいうなら愛情です。

 翻って。
 龍野高校長だった石原元秀氏(現・岡山白陵中高校長)や
清重安男氏(現・白陵中高校講師)。
 同校教頭だった松本有史氏(現・加古川南高校長)や
西村彰範氏(現・福崎高校長)の言動を振り返れば。

 残念ながら教え子に対する愛情を見出すことはきわめて困難、
と指摘せざるを得ません。

 池田純人校長以下、龍野高校教職員の皆さんには
「龍野高校には生徒一人ひとりを大事にする学校になってほしい」
というリサさんのご両親の痛切な思いを真摯に受け止め、これを
実現すべく行動されることを願ってやみません。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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