兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

龍野高校の体質について(その17)

[ 2011/11/17 08:28 ]
 2011年11月13日付朝日新聞の「波聞風問」というコラムで、
安井孝之編集委員が第三者委員会について論じています。
 「企業社会で第三者委員会をどう位置づけるべきか」
という命題について、かつては
「経営陣の都合がよい報告書をまとめたり、結果を公表
しなかったり。形ばかりの委員会は経営陣の隠れみのと言えた」
という実情がありました。
 これに対する反省から、日本弁護士連合会が10年7月、
「事実関係を徹底調査して原因を突きとめ、公表、原因を除去し、
信頼を回復する」
とのガイドラインをまとめたことを紹介しています。

 そして安井氏は、
「会社は経営者のものではない、株主だけのものでもない。
様々な利害関係者に囲まれた社会的存在である」
と指摘しています。

 では学校はどうでしょうか?
 当ブログ11年9月10日付記事でご紹介しましたが、
寄稿してくださったHOPEさんの
「学校の主役は教師ではなく生徒です。
 学校は生徒の個性や可能性を伸ばす場所であるべきです」
という見解のとおりです。
 教師の生活を保障するための場ではありません。
 ましてや校長が、意のままに操作していい場所などでは、
けっしてありません。

 にもかかわらず、龍野高校は07年5月24日に発生した
事故について、第三者委員会を設置していません。
 全容解明義務も調査報告義務も果たさず、隠蔽と捏造に奔走し
保護者に対する説明も謝罪もないまま今日に至っています。

 繰り返し強調しますが、ひとりの生徒を大事にしない学校が
すべての生徒を大事にできるはずがないのです。
 生徒をあまねく愛することが、教師にとってなにより大切な
資質であり、ミッションです。
 生徒を愛することができない、生徒を愛する考えもない、
という教師には、一刻も早く教育現場から退場してほしい、
と切に願うものです。

 龍野高校および兵庫県教育委員会関係者の皆さんは、いかが
お考えでしょうか?
 ぜひご意見を伺いたく存じます。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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