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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

大分県立支援学校死亡事故、教諭らが謝罪の姿勢は示す(その3)

[ 2022/06/19 19:46 ]
 こうした養護教諭の対応とは対照的に、潔さのかけらも感じられ
なかったのが校長です。
 「生徒をひとりにするのは適切ではない。常に見守っていることが
安全につながる」という原則論は繰り返し述べ、
「郁香さんには申し訳なく思っている。おわびしてもおわびしきれない。
教員としてあってはならないこと。痛恨の思いだ」
との言葉を口にし、両親に頭も下げました。

 しかし事故発生当日、高等部3年の担当教諭1人が出張しており、
重複障害の生徒4人に対して教諭3人で対応せざるを得ない状況に
なったことについて、あらかじめ了承していたのか、との質問には
「学年主任が決めてかまわないこと」
と答えるなど、正面から向き合うことなくはぐらかしに終始しました。

 郁香さんの母親、香織さんは
「事故が起きたときにも校長室にいた。自分が食事を済ませたら、
さっさとランチルームを離れて校長室に戻ってしまっていた。
 校長には生徒たちの様子を見守るという姿勢が感じられない」
と批判しました。
 前述の宮脇氏も
「校長は尋問のなかで、もともと高校の教員で、支援学校での勤務
経験はないまま、事故が起きた年に同校に着任した、と証言した。
 つまり障害児教育に対する知識も情熱も有していない、
と判断せざるを得ない。大分県教育委員会の任命責任は重大だ」
と指摘しました。

 原告弁護団は、
「たしかに当時の担任教諭は判断ミスをした。しかしだからといって、
彼女にすべての責任を押しつけて幕引きを図る。いわばトカゲの
尻尾切りのようなことを、まかり通らせてはいけない」
と強調し、
「遺族は『二度と同じような事故を起こさせてはいけない』という思い
から裁判を戦っている。事故の原因を明らかにしなければならない」
と述べました。
 次回は10月3日13時10分、両親が証人尋問に臨みます。
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プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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