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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。
月別アーカイブ  [ 2019年03月 ] 

いじめ自殺事件、第三者委の報告相次ぐ

[ 2019/03/23 09:18 ]
 茨城県取手市では市立中3年生女子が2015年11月10日、
兵庫県尼崎市でも市立中2年生女子が17年12月20日、
いずれも同級生らからのいじめを苦に自死するという
痛ましい事件が起きています。

 取手市教育委員会が設置した第三者委員会はいじめを認めず、
これを不服とする両親の訴えを受けて解散。
 17年12月に県が市から事務の委託を受けるという異例の対応を
とって新たな第三者委を設置し、19年3月20日には
「いじめがなければ自殺はなかったと推認され、双方には因果関係がある。
担任の言動がいじめを誘発し助長した」
と取手市の対応を厳しく批判する報告書を公表しました。

 尼崎市教委の第三者委は19年3月18日、クラス担任ら少なくとも
6人の教員が、いじめ被害に遭っているとの女子生徒の言動に接しながら、
対応していなかったことを指摘する報告書をまとめています。
 第三者委は会見で、
「クラス、部活のいじめ、教員らの不適切な対応があった。教員への
SOSは受け止められず、誤解されたまま理不尽な叱責をされ、
学校そのものに絶望し自死に至った」
と説明しました。
 尼崎市教育長は、
「いじめへの感度が低かった。遺族への事後対応にも不備があり、
隠蔽と思われても仕方ない」
と認めました。

 19年3月22日付朝日新聞社説は

 「生徒が発するSOSを、先生が見逃してしまう。それどころか、
先生の言動が生徒を死へと追い詰める。
 先生の感覚の鈍さと、事実関係を把握せずに思い込みで行われた
理不尽な指導。二つの事件には共通する問題点が浮かび上がる」
と指摘しています。

 かつて小学校教員だった「全国学校事故・事件を語る会」
の代表世話人、宮脇勝哉氏は
「中学校での教員相互の情報交換や共有については把握していない。
あくまで推測の域を出ない」
と断ったうえで、
「現場は多忙化しており、一人一人の生徒に関してゆっくりと話をする
余裕がないようにみえる。
 職員会議や学年打ち合わせでは、行事や教科指導、研修、進路などが
優先され、いじめなどについては生活指導の一環として話題に出る
程度ではないか。尼崎市は特異な例ではないように思う」
と危機感をあらわにしています。
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プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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