兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。
月別アーカイブ  [ 2012年12月 ] 

隠蔽と捏造(その5)

[ 2012/12/30 21:21 ]
 2012年12月28日付神戸新聞は

 西播磨の県立高校の野球部員らが、路線バス内で障害者の男性に
嫌がらせをし、パニックに陥った様子を撮影した動画を仲間内で
閲覧できるインターネット上に投稿していたことが27日までに、
同校への取材で分かった。
 同校は重大な人権侵害に当たると判断し、関係した生徒10人を
5日間の自宅謹慎とし、部活動についても禁止している。
 同校によると、野球部員8人を含む1年の男子生徒計10人。
 11日午後6時すぎ、下校中のバス内で、男性が席を移動するのを
わざと妨げたり、生徒が先回りして席に座ったりしてからかった
という。
 さらに、嫌がらせに興奮した男性を生徒の1人が携帯電話で撮影し、
投稿したという。乗り合わせた乗客が同校に連絡して発覚した。
 男性は普段から車両前部の特定の席に好んで座っていたといい、
生徒らは男性のこうした行動を知った上で嫌がらせをしたとみられる。
 同校では生徒と保護者を呼び、人権侵害と情報モラルの欠如について
指導。動画を削除させ、全校生に経緯を説明した。
 男性の家族からは面会を拒否され、電話で謝罪した。
 学校の調査に対し、生徒は「バス内でかばんを踏まれるなどの
トラブルがあり、やってしまった」などと話し、反省しているという。
 同校の校長は「男性との間でトラブルがあったにせよ、組織的、
計画的ないじめだ。同じ過ちを起こさぬよう、徹底して指導したい」
と話している。

と報じています。

 これが龍野高生によるものと判明しました。

 池田純人校長は、全校集会で生徒たちには注意しました。
 しかし保護者会を開催して事件の全容について説明し、今後の指導方針
について説明した、という事実はありません。
 学校と家庭が協力して生徒たちの健全育成にあたる、のは言うまでも
ないことです。
 そのためには事実を公表し、保護者の理解を求めることが不可欠では
ないでしょうか。
 事実を隠蔽し、
「『あってはならないこと』は、あってはならない。だから『なかったこと』に
してしまう」
のでは、なにものも生み出すことはありません。
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プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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