兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

筋金入りの隠蔽体質@神戸市(その4)

[ 2012/07/27 14:41 ]
 当ブログ2012年2月29日付記事の続報です。
 「全国学校事故・事件を語る会」の西尾裕美さんが12年8月3日。
 神戸市議会文教経済委員会において、4回目の陳情を行います。

 大津市教育委員会の対応が厳しい批判を浴びているのは、皆さんもよく
ご存じのことと思います。
 しかし神戸市教委の隠蔽体質も、大津市教委に勝るとも劣りません。

 特に11年9月21日に行われた2回目の陳情は問題です。
 陳情に先立つ11年9月13日。
 「神戸市教育委員会 職員」が、神戸市議会議員全員に対して「内部告発」
と題する文書を送り、
「教育委員会のいじめ隠蔽問題について告発します。被害者の方が訴えている通り
教育委員会が裁判所に虚偽文書を提出したこと、さらに議会で虚偽答弁を行った
ことは事実です」
と明記していました。

 にもかかわらず、これを
「匿名であるから信用できない」
と切り捨て、内容について一切審議しなかった神戸市議会文教経済委員会の
無為無策ぶりは到底看過できるものではありません。

 神戸市教委の隠蔽体質を熟知する職員だからこそ、実名で告発した場合に
被るであろう不利益を容易に想像することができます。
 神戸市教委職員である前に、ひとりの市民として生活する立場を勘案した結果
精一杯の勇気を振りしぼって、できるかぎりのことをしたのです。
 これを切って捨てるなど、まさに恥ずべき行為と言わざるを得ません。

 そして公益通報者保護法を例示するまでもなく、市議の果たすべきミッションは
行政を監視し、市民の権利と利益を守ることです。
 市民の言い分に耳を傾けようという市議は少数にとどまり、採決の結果
「審議打ち切り」が繰り返されています。
 あたりまえのことをあたりまえに行わない市議など、まさに税金泥棒とのそしりを
免れ得ません。
 神戸市教委と市議の従来の言動を俯瞰すれば、きわめて非教育的であり、
神戸市在住の子どもたちに与える悪影響は、計り知れません。

 被害に遭った男子児童(当時)の父親は、神戸市教委への要望について
「砂漠に水を撒き続ける作業」
と、その虚しさを嘆いていましたが、しかし
「あきらめていては、なにも始まらない」
との思いから、西尾さんとともに4回目の陳情に踏み切る決意をしました。
 永井秀憲教育長、林弘伸指導部長が、今度こそ真摯に対応することを
切に祈るものです。
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プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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