兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

龍野高校の体質について(その11)

[ 2010/08/16 09:47 ]
 龍野高校ホームページを参照しますと、8月11日付で
「学校保健委員会を受け、熱中症予防対策温湿度計と熱中症アラームを購入しました」
という記述がありました。
 とはいえ、それらをどこに設置して、だれがいつ、どのように利用するのか?といった
具体的な説明はなく、したがって「だからなんなんだ?」としかいいようのない記事ですが、
問題はその下にある「学校保健委員会」の議事録です。
 学校保健委員会なるものがどういう組織なのか?
 メンバーやその選任基準は?
 同委が学校経営に関していかなる権限を有するのか?
 ぼくには一切わかりません。
 ご存じの方、ぜひご教授ください。

 それはともかく、看過できないのは、「7 質疑応答・意見交換」の冒頭に、
Q:熱中症対策はどうすれば良いか?
A:熱中症の把握と対応が必要。健康管理は自己管理が基本である。
とあることです。

 皆さん、このやりとりが理解できますか?
 熱中症と疑われる症状について把握するためには、どのような点に留意すべきか?
というコメントはありませんし、熱中症と思われる症状がみられたときに、いかに対応
すべきか?という点についても記載がありません。
 しかもこれが教師を対象にしたものか?あるいは生徒を念頭に置いたコメントなのか
も不明です。
 ほんとに「なんなんだ、これは?」としかいいようのないものです。

 そしてさらに重大な問題があります。

 このブログでは何度も繰り返し指摘していますが、ぼくは文部科学省から
「学校には安全配慮義務がある。これが大前提である」との言質を得ています。
 ところが龍野高校学校保健委員会は、これを真っ向から無視して「自己管理」
として、生徒の自己責任論を主張しています。
 いうまでもありませんが高校生は、その大半が未成年です。
 したがって保護者と学校設置者は協力して生徒の安全に配慮する義務があります。
 まして授業や部活動など学校管理下で行われる活動において、学校が一義的に
安全配慮義務を負うのはあたりまえのことです。
 にもかかわらず「健康管理は自己管理が基本」と言い切っていますし、6月の
育友会総会でK校長が、リサ父の安全配慮に関する質問に真摯に対応しなかった
ことも既報のとおりです。
 すなわち龍野高校は、「学校管理下で発生するいかなる事故にも、一切責任を
負わない」との姿勢を堅持しています。これは由々しき問題です。

 であるならば、いっそ潔くその旨を学校説明会で受験生や保護者に伝え、
入学時には同意書に記名捺印を求めるべきです。
 その覚悟がない受験生や保護者は、龍野高校への入学は認めない、と明言
すべきです。
 本性を隠して、表面だけを美辞麗句で取り繕うのは卑怯とのそしりを免れない、
とぼくは考えます。
 なお現時点では閲覧不可能ですが、かつてI前校長が入学式で
「保護者の皆さん、きょうからはお子さんたちを責任を持ってお預かりします」
と胸を張って約束したとホームページで公開していた、という事実を、
ここに付記しておきます。
 I前校長、K校長はじめ龍野高校関係者には、「綸言汗の如し」という言葉を
お送りします。
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プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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