兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

浜名湖ボート転覆事故、遺族が語る

[ 2014/01/15 20:04 ]
 2010年6月、浜名湖カッターボート転覆事故で亡くなった
豊橋市立章南中1年(当時)西野花菜さんの父、友章さんが
豊橋市のポータルサイト、バリナビTVに出演しました。
http://www.ustream.tv/recorded/42713633

 事故発生に至る機序について、また学校と市教委および行政の、
事後対応における問題点について率直に語っています。
 ぜひご覧ください。
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浜名湖ボート転覆事故、追悼式を開催

[ 2013/12/25 15:23 ]
 2013年12月24日付読売新聞愛知版は

 浜名湖(浜松市)で2010年6月、野外学習中に起きたボート転覆事故で
死亡した豊橋市立章南中学校1年の西野花菜さん(当時12歳)を悼む
「菜の花キャンドル」が23日夕、西野さんの自宅に近い豊橋市の公園で
初めて開かれ、同級生らがろうそくに火をともして西野さんの冥福を祈り、
学校行事での事故が二度と起きないよう願った。
 事故が起きてから毎年この時期、現場の三ケ日青年の家で指定管理者の
小学館集英社プロダクションが開いてきたが、同社が今年度いっぱいで
指定管理者でなくなることや、遺族の「同級生たちが参加しやすいように」
という願いもあり、遺族主催で会場が移された。
 会場ではこの日、同級生や近くの子どもたちが、ペットボトルで作った
2000本のろうそくを並べ、クリスマスリースや富士山の形を浮かび
上がらせた。
 西野さんの父親の友章さんは「花菜の同級生にはつらい思い出があるが、
絆を深く受け止められる大人に成長してほしい」と話した。
 また、西野さんと同じボートに乗っていて湖に投げ出されたという男子生徒は
「花菜ちゃんのことは決して忘れない。たくさんの人が集まり、事故を風化
させないという思いはみんなに伝わったと思う」と話していた。

と伝えました。


 友章さんによると、「菜の花キャンドル」を豊橋市で開催するにあたって、
章南中が主催するよう申し入れましたが拒否されたため遺族が主催した、
とのことです。
 当日は終了間際になって、同中の元校長と現校長がそろって姿を見せは
しましたが、あくまで「個人として」参加したにすぎず、友章さんは
「アリバイ工作としか思えない」と不快感を表明しました。
 一方、
「三ケ日青年の家、静岡県教育委員会、小学館集英社プロダクションの関係者
らが午前中から会場に詰め、準備と後片付けに協力してくれたことに心から
感謝している。多くの同級生や保護者の方が参加してくれたことにも救われた」
と述べたうえで、
「学校は事実から目をそむけてはいけない。にもかかわらず記憶を風化させない
こと、再発防止に努めることに、本気で取り組んでいるのかと疑問に感じる。
 本来地域や生徒への働きかけは学校が主体となってやるべきこと。自分たちの
立場を考え直すべきだ」と強調しました。

http://mikkabi.shopro.co.jp/

浜名湖ボート転覆事故、遺族が冊子を愛知県教委に贈る

[ 2013/11/30 09:05 ]
 当ブログ2013年6月24日付記事の続報です。

 13年11月28日付読売新聞愛知版は

 浜松市の浜名湖で2010年、ボートが転覆して死亡した豊橋市立章南中学校
1年西野花菜さん(当時12歳)の両親が27日、再発防止に生かしてもらおうと、
事故を巡る3年間の記録をまとめた冊子約70冊と売上金18万7000円を
県教育委員会に寄贈した。
 「学校が守るべきいのち」と題した冊子は、事故の概要や事故後の豊橋市の対応、
訴訟の経過などが記され、学校の危機管理がどうあるべきかを遺族の視点で
つづっている。一般向けに実費1000円で販売している。
 この日、県庁を訪れた父親の友章さんは、冊子などを野村道朗教育長に手渡した。
 野村教育長は「安全に対する教員の意識を高めていきたい」と話した。
 冊子は野外での安全教育や危機管理など教員の研修に使うという。
 友章さんは「危機管理に対する学校の意識が希薄だったため、事故は起きた。
意識の改善が進むか、見守っていきたい」と話した。

と報じました。

 これについて10年6月、川崎市立中3年だった次男がいじめを苦に自殺した
篠原宏明さんは、
「西野さんの活動には頭が下がる。西野さんの働きかけが事故を風化させず、
教育行政の意識を変えていけると信じている」とコメントしています。

 NPO法人・ジェントルハートプロジェクトの武田さち子理事は
「せっかくの善意なのだから、きちんと生かしてほしい。冊子がボロボロになるまで、
ボロボロになっても、みんなで回し読みしてほしい。読んだ内容を他の人にも伝えて
ほしい。冊子を自費で作って配布しなければならなかった親の無念を理解してほしい。
 でもこれは本来、行政がやるべきこと」と指摘しています。

 事故発生に至る機序と、学校および豊橋市教委の事後対応につきましては
「浜名湖カッターボート転覆事故を考える2」
http://always-kana.jimdo.com/
をご参照ください。

浜名湖ボート転覆事故、遺族が冊子をまとめる

[ 2013/06/24 20:27 ]
 2013年6月21日付朝日新聞愛知版は、

 10年6月18日、浜名湖ボート転覆事故で亡くなった
豊橋市立章南中学校の西野花菜(かな)さん(当時12)の遺族が、
事故や民事訴訟の記録、その時々の心情をまとめた冊子
「学校が守るべきいのち」をつくった。
 「この悲劇を繰り返さないでほしい」との思いをこめた。
 とりわけ教職員に読んでほしいという。

 父親の友章さんと母親の光美さんの編んだ冊子はA4判116ページ、
5章からなる。花菜さんへの思いのほか、事故が起きた後の学校や
市の対応、市や静岡県を相手に起こした損害賠償訴訟のいきさつ、
再発防止のための方策などを手記にまとめたもの。(中略)

 友章さんは20日、豊橋市教育委員会を訪れ、80冊を寄贈した。
市教委は25日に開く校長会で各学校に配る。
 友章さんは静岡県教委にも130冊を贈るとともに、豊橋の
学校以外の公的施設にも置いてもらおうと思っている。
 友章さんは「子どもたちの命を預かる現場の先生に、安全への意識を
持ってほしい。この冊子で遺族がどう感じるのか知り、自分のやるべき
ことを考えてほしい」と話す。
 希望者は1冊1千円で購入できる。
 郵便振替で口座番号「00880・7・152151」、
 振込先「KANA SMILE 編集委員会」。

と伝えています。

 友章さんは、
「この冊子は、学校現場で起こった事故と捉えて、遺族の視点で
まとめさせていただきました。二度とあのような悲しい事故が
繰り返されないよう、心から願っております。
 娘はもう帰って来ませんが、せめてこの事故を教訓に、学校が反省し、
少しでもその体質が変わってくれることを願っております。
 その結果、将来を担う子どもたちが豊かに成長出来るのなら、
それは私にとっても嬉しいことです」
とコメントしています。

 子どもたちは保護者の手を離れ、学校管理下での教育活動に参加
しているのです。
 保護者は
「学校は生徒たちの身体生命の安全を守るため万全を期している」
と信じるしかないのです。
 この信頼を裏切らないでほしい、と切に願うとともに、あらためて
西野花菜さんのご冥福をお祈りいたします。
プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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