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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

日本子ども安全学会、第6回大会を開催

[ 2019/09/09 11:13 ]
 日本子ども安全学会(理事長:小佐井良太・愛媛大教授)は
2019年9月7日、東京都内で第6回大会を開催し約50人が集まりました。

 細川由梨・早稲田大スポーツ科学学術院講師は、熱中症予防として
「暑熱順化によって発汗機能を促す」ことに加えて「湿球黒球温度(WBGT)を
活用すること」を提言しました。
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

 WBGTについては
「28℃を超えると熱中症を発症する人が増える傾向がある」と指摘したうえで、
「指導者が監視していない環境下での運動をできるだけ避ける」よう訴えました。

 また名古屋大大学院の劉小麗さんは、12年12月に発生した大阪市立
桜宮高バスケットボール部事件が大きな衝撃を与えたにもかかわらず、
その後も指導者が生徒に暴力をふるい、暴言を浴びせる事案が相次いでいる
ことに警鐘を鳴らし、
「運動部活動事故の多くを占める原因は、指導者の『行き過ぎた指導』である」
と述べました。
 そのうえで、文部科学省「公立学校教職員の人事行政状況調査について」を
もとに集計したところ、14-17年の期間でわいせつ行為による処分総数は
865、このうち懲戒免職は482。
 飲酒運転による処分総数224に対し懲戒免職は121と、いずれも過半数に
達しているにもかかわらず、体罰による処分総数2912に対し、懲戒免職は
1にとどまっていることを明らかにし、
「教員の体罰に対する処分が緩い」と指摘しました。
 そのうえで、「行き過ぎた指導」を解消するための方策として
「法的禁止措置による抑制と、適切な指導体制整備による改善」を提言しました。

 第7回大会は20年9月26日、東京都内で開催されます。
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竹田高剣道部暴行死事件、両親は告訴状を提出

[ 2019/08/30 21:19 ]
 共同通信は2019年8月20日付で

 大分県立竹田高校(竹田市)で09年8月、剣道部の練習中に
熱中症で死亡した2年工藤剣太さん=当時(17)=の両親が20日、
保護責任者遺棄致死の疑いで、元顧問と元副顧問に対する
告訴状を大分地検に提出した。
 死亡を巡っては、元顧問と元副顧問が業務上過失致死容疑で
書類送検されたが、地検は12年に不起訴処分とし、不当とする
検察審査会の議決を踏まえた上で、再度不起訴とした。最高検も
再捜査の要望を退けた。
 母親の奈美さんは20日、取材に「刑事責任については突っぱね
られてきたが、最後まで諦めない姿勢を見せたい」と話した。

という記事を配信しました。

 業務上過失致死罪の時効は10年。
 すなわち19年8月22日には事故発生から10年を経過してしまい、
同容疑では顧問だった坂本忠文・元教諭、副顧問だった
和田浩史郎教諭の刑事責任を問うことができなくなったからです。
 これに対し、保護責任者遺棄致死罪は時効が20年。
 すなわち29年8月22日まで、時効が延長できます。

 なぜ両親はここまでこだわるのか?
 それは
「たとえ教員であろうとも、学校の外で市民を相手に殴る蹴るの暴行を
働けば、暴行傷害の現行犯で逮捕され、おそらくは起訴されるだろう。
 しかし学校の中で生徒を相手に暴行を繰り返し、死に至らしめても
『指導の一環』という言い訳が通用し、不問に付される。
 それはなぜなのか?」
という、ごく素朴な問いかけに、だれも答えていないからです。

 両親は
「民事裁判では元顧問教諭の重過失が認められましたが、刑事事件
としては『嫌疑不十分』ということで立件されませんでした。
 したがって、『そこに保護されるべき人間がいるにもかかわらず、
保護するどころか暴行を加え遺棄した』ということで、保護責任者
遺棄致死容疑で告訴しました。
 『全国学校事故・事件を語る会』などでお目にかかる皆さんも、
我が子が傷つき、最悪、命まで落とし、自分自身がボロボロに
なりながらも、真実を求め動いて来られた方ばかりです。
 『そこまでやるか…』と思われるかもしれませんが、ここまでやり続けて
きた私たちが 道を作らなければ!という気持ちが大きいのです」
とコメントし、その心境を語っています。

日本子ども安全学会、第6回大会のお知らせ

[ 2019/08/20 12:09 ]
日本子ども安全学会(理事長:小佐井良太・愛媛大教授)が
第6回大会を以下の要領にて開催いたします。

日時:2019年9月7日10時30分~17時00分
会場:産業技術総合研究所 臨海副都心センター 共用会議室
 〒135-0064 東京都江東区青海2-3-26 11階

 詳細はhttps://shinnosuke0907.net/2017
をご参照ください。

シンポジウムのお知らせ

[ 2019/08/06 23:21 ]
 「一般社団法人ここから未来」は、2019年8月18日
13時00分~16時00分、
いじめ・不登校・自殺といった問題について
「夏休み明けの子どもの異変に備える」をテーマに
以下の要領にてシンポジウムを開催します。

会場:ミューザ川崎シンフォニーホール 研修室1
資料代:1,000円(先着90名)

 詳しくは
https://cocomirai.org/news/symposium_20190818.html
をご参照ください。

「第三者委は解散すべき」と自ら市教委に提言

[ 2019/07/08 11:22 ]
 2019年7月4日付毎日新聞は

 山梨県北杜市で自殺を図った当時中学1年の女子生徒がいじめを訴えた
にもかかわらず学校側が「重大事態」と判断しなかった問題で、市教委が
設置した第三者委員会(委員長=八巻佐知子弁護士)は3日、
「第三者委を解散し、被害者推薦の委員を入れ、再度立ち上げるべきだ」
とする意見書を市教委に提出した。
 生徒側は第三者委のメンバーに自らが推薦する委員を入れることなどを
要望していた。これに対し意見書は「(市教委が生徒側の)要望を詳細に
聞き取り、対応を検討した事実はない」と指摘。
その上で「解散すべきだとする被害者側の要望に応じるべきだと判断した」
としている。
 市教委の担当者は「内容を精査し、教育委員会を開催し対応を検討する」
と話した。
 生徒は17年11月に自殺を図りその翌月に文書でいじめ被害を訴えた。
市教委は昨年7月に第三者委を設置していたが、委員選定を巡って被害者側
と折り合わず、本格的な調査は始まっていない。

と伝えました。

 これは19年6月2日、「全国学校事故事件・語る会」が主催した
シンポジウムで、同級生らからのいじめを苦に自死した奈良県橿原市立中
1年生(当時)女子の母親
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201509-6.html
が発表した事案と酷似するものです。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201906.html

 橿原市の母親は
「大人の都合で強引に事後対応を進めるのではなく、亡くなった生徒さんを
真ん中に置いて、丁寧に調査しようとする気持ちがあれば、このような事態は
起こらない。
 まだこのような事後対応が横行していることが、ただただ悲しく残念です」
とコメントしています。
プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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